江國香織さんの本たち
最近、江國香織さんの本がお気に入りなんです
女性作家さんの書く文章がだいすきで
いろんな方の本を読むのですが
江國香織さんの本ばかり手に取ってしまいます
読んだのはまだ数冊ですが
なんとなく雰囲気というか作風というか
とても魅力を感じてしまいます
美人でどこか達観してるように見える
少し変わった30歳前後の女性が主人公
魅力的で自信家でたくさんのガールフレンドの存在を隠しもしないけど奥さんを格別に愛してる旦那さん
こういう話が多い気がします。
(少なくとも今のところは)
が好きな人間なんです私。
どこにでもある、リアルで日常で、
でもどこか普通じゃない、でも現実的な
生活感のある物語が好きですね。
でも感情移入はしないんです。
登場人物のすぐ横で眺めてる感じ。
読んでいる最中は、活字が頭の中で映像化されて声が聞こえているのですが、主人公は私じゃないんです。
私は主人公のすぐ隣で見守ってるんです。
上から見てる感覚、というか。
それがとても楽しいんです。
読書の楽しみはここかな、と感じます。
みなさんどうお考えでしょうかね(笑)
最近読んだ江國香織さんの本たちを。